くらめそのテレワークを支える情シスとPC管理基盤について紹介しました #devio2022

くらめそのテレワークを支える情シスとPC管理基盤について紹介しました #devio2022

Clock Icon2022.08.01

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上越オフィスの植木です。2022年7月28日にクラスメソッドの情シスを担当する3名によるライブセッションを行いました。 お話した内容は動画になっていますので、クラスメソッドの情シスを知りたい、テレワークを行うにあたりどんなサービスを使っているか、クラスメソッドの社員が他社にもオススメしたいツールがなにか?などを知りたいという方はぜひご覧ください。

なおセッション中の資料は公開しませんが、動画内でご覧いただけます。

30分という限られた時間の中でぶっつけ本番で話していたため、本ブログでは当日そこで伝えきれなかった、伝え忘れていたことを紹介したいと思います。

「くらめその情シス楽しいよ」

私も長いこと情シスのお仕事をやっていますが、いまの環境は楽しいです。

ネットの情報では「ひとり情シス」とか「情シスの立場が弱い」といったお話を耳にします。 クラスメソッドの情シスも(直接売上をたてる部署ではないため)特別立場が上なわけではないです。ただ各種テレワークを支える仕組みを考えて導入したり、1PasswordやMDM、(PC負荷の低い)SentinelOneといった従業員が働きやすい仕事環境を整えることで陰ながら貢献できていると考えています。

なにより社内にはアーリーアダプター的な人がたくさんいるので、最新の事例・用語・概念についてSlackでつぶやくと教えてくれる環境にあります。情シスはPCからネットワーク、セキュリティ、クラウドサービスと広い知識が求められるためカバーしなければならない技術範囲も広く、気軽に相談できる環境はとてもありがたいです。

また情シスが考え導入した施策について、社内のエンジニアから感謝の声やSlack絵文字が寄せられます。感謝のフィードバックうれしいです。もっとください。

だから、くらめその情シス楽しいよ。

アンケートのご意見

当日はアンケート結果ということで、他社にオススメしたいツール・サービスを5つ紹介しました。

アンケートではこれ以外に情シスについての感想を聞いていましたが、こちらの紹介が時間の都合でできませんでした。 寄せられた声からいくつか紹介させていただきたいと思います。

Slackの 01-help-me チャンネルが良い

クラスメソッドのSlackチャンネルには 00-annoucement とか 05-goikenbox など全従業員が参加している番号つきチャンネルがいくつかあります。

そこに 01-help-me というチャンネルがあり、ここには「誰に聞いたらいいかわからないけど知ってる人がいたら教えて」という質問が気軽に投げられるようになっています。

Help-me等で問い合わせしても誰か直ぐに反応して下さるそして、解決に導いてくださるのが凄く良い。

入社して早々、#01-help-meでのレスポンスの速さに驚きました。ほかの会社では真似できない速さだと思います。

#01-help-me の対応(反応速度、内容)が完璧で、不満・不安がまったくありません。また、01-help-meの仕組みは他社にもオススメしたです。

help-meへの質問には30分以内にはなにかしらの反応をすることを目安にしてます。で、調べて回答したり、より詳しい人がいればメンションしたり。

個別にチャンネルを分けるだけでなく、「とにかくわからないのはここに聞いていいよ」というチャンネルを設けることで、困ったときに質問する心理的負担を下げられているのかなと思っています。

相談しやすい雰囲気を常日頃からだすことで、セキュリティインシデントが発生したときにも「隠し事をせず、すぐに情シスに知らせてほしい、あなたを責めないから」というのが伝わりやすくなってるのではないかなと思います。

邪魔をしない、監視しない、把握させてほしい

四半期見ながら「みなさんを監視したいわけじゃない」って話す情シス今までなかったなーといつも思っていました。性善説にもとづくカジュアル体制(に少なくとも外見上見える)は従来の情シス像と違うよなーという点は本当に知られてべきと思っています。

「邪魔をしない、監視しない」 は全社で集まる報告会の場で情シスから発表させてもらうときのお決まりのセリフですね。

最近はここに「把握させてほしい」を追加させてもらっています。

IntuneやJamfを使ったデバイス認証の仕組みも監視をし業務に支障がでるレベルにガチガチにしたいわけではありません。業務都合で除外は可能になっていて、その場合は「これこれこういう事情で対象外にしている」と把握させてくださいという姿勢です。

もちろんすべてが性善説に基づくばかりでは危ういので、守るべきところはコストをかけて守っていけるよう今後も施策を考えていきたいと思っています。

おわりに

クラスメソッドの情シスを運営するにあたり、ひとつ大事にしてることがあります。それは「仕組みを複雑にしない」ことです。

世にあるたくさんのクラウドサービスを組み合わせれば技術的にできることはあるとは思いますが、自分がいなくなった後に運用保守ができなくなったり、コストがかかりすぎたり、うまくいかないときの原因調査に時間がかかりすぎたりしては安定した情報システムは提供できません。不安定なシステムは最悪日々の業務を妨げてしまうかもしれません。

そのため、「いま自分たち手が届く仕組みを素直に使う」。そのために必要な知識やスキルを「チームのみんなで学習して」理解して導入する、を心がけています。

クラスメソッドの情シスに興味がある方、一緒に働きたい方がいればぜひお気軽にお声かけください。上越オフィスでお待ちしています。

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